知っていましたか?
歯の治療でアトピー性皮膚炎が改善することを!! 噛み合わせが原因で、
腰痛や肩こりが起きることはかなり知られていますが、もっと多くの影響を私たちの体に及ぼしています。 「何を試しても効果がない」、
「何をやっても良くならない」 アトピー性皮膚炎やその他の難治性皮膚病の場合は、 「歯」が関与している場合もあるのです。
では、どのようにしてこれらの「歯の治療」を行なうのでしょうか? 大きく分けて、二つの事柄が関与しています。
一つは
「歯に詰めた材料が身体に合わない(アレルギーを起こしている)。」
又、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などの難治性の皮膚病 にも効果があります。
そしてもう一つは 「噛み合わせが悪い。」ということです。
この2つについて、症例を挙げて説明します。
1.口腔内金属に対するアレルギーおよび毒性の有無と
適正金合金への交換した症例
10年以上、アトピーで苦しんできた患者さんですが、幸いにしてステロイド軟膏は使用していませんでした。治療は歯に詰めてあった金パラジウム合金(保険適用の合金)を除去して金合金に詰め替えました。症状は約1カ月で軽快し、以後悪化していません。
この症例の原因は歯に詰めた金属が身体に合っていない為にアレルギーを起こしていたのです。
歯に詰めた金属は、PH値の低い飲食物や唾液の影響により少しずつ溶け出します。溶け出した金属イオンは、口から体内に吸収され身体中のさまざまな器官や皮膚に蓄積します。こうして皮膚がアレルギーを起こすと、湿疹として皮膚に症状が現れます。
アレルギーを起こさない金属を選定する方法としては「パッチテスト」が主流です。これはサンプル片を背中や腕に貼り付け、2〜3日後に皮膚の反応をみる方法です。しかし、判定するのが3日後で時間がかかり、その3日間はお風呂に入れない、シャワーもダメなのが難点です。
当院では、その人に最適な、アレルギーを起こさない金属を早く、正確に判定することができます。所要時間は約5〜10分で、被験者の身体に負担もかけません。
こうして選定した素材を使って歯を治していきます。
現在、アトピー素因が認められないアトピー性皮膚炎も2〜3割はあるといわれています。長期にわたって毒性物質が体に蓄積された結果である可能性が高いといえます。
2,全身に対する最も理想的な噛み合わせの実現
20年近くアトピー性皮膚炎に悩まされていた患者さんのケースです。噛み合わせを治療しながら、無くなっていた奥歯をインプラントで治療しました。
半年後には湿疹、かゆみなどの皮膚症状が著しく改善し、10カ月後には、綺麗な本来の肌がよみがえってきたのです。
アトピー性皮膚炎の治療として、歯科医が重視しているのが、正しい噛み合わせです。アトピー性皮膚炎は、多くの医師や研究者が認めるように、全身の健康状態の不調によって起こる症状の一つでもあります。私の治療した患者の多くは、頚肩のこり、腰痛などの症状をもっていました。整体等でアトピー性皮膚炎が改善したケースもありますが、体全体のバランスを整える意味でも、歯の正しい噛み合わせは不可欠です。
噛み合わせを改善して全体姿勢もよくなり、アトピー性皮膚炎が改善した症例は沢山あります。
頭部重心が狂うと、そのバランスを保とうとして骨格が歪み、一部に負担が強く掛かったりして結果的に姿勢が悪くなり、内臓諸器官への圧迫や免疫力の低下で、万病の元になる可能性が高くなるのです。
姿勢がよくなると、アトピー性皮膚炎の改善率も高くなります。 ここで誤解のないようにして頂きたいのは、
正しい噛み合わせというのは、審美的な表現ではなく、機能的な表現を言います。見た目の美しさと本来の機能を回復させることとは、同じではありません。
当然、アトピー性皮膚炎がすべて、歯が原因という訳ではありません。専門医の診察を受け、そのうえで十分な治療成果があがらないようであれば、歯科の受診を考えてみてください。尚、当院では噛み合わせの安定した年齢(15〜18歳)以上の方を中心に治療しております。小児アトピーの場合は、「歯」以外の原因も多いため、治療を見合わせております。
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勿論、
アトピー性皮膚炎ではスキンケアと平行して原因の追求と衣食住を含めた日常生活の改善が大切です。
アトピー性皮膚炎の治療のポイント
1.皮膚を清潔に保ちましょう
2.肌にやさしい衣類を選びましよう。
3.自分に合う外用薬を使用しましょう
ステロイド外用剤は一時的には効く様にみえても、副作用が出やすい薬なので、最初から使用しない方がよいと思います。
保護剤、保湿剤、古典的外用剤、非ステロイド剤、かゆみ止めの軟膏などを使用しますが、個人差が大きいので使用してみて自分に合うものを使用して下さい。
1999年11月24日、プロトピック軟膏が保険適応になりましたが、世界で も始めての免疫抑制剤の軟膏ですので、ステロイド以上に慎重に判断する必要があると考えます。
外用薬には紫雲膏、胃腸強化には補中益気湯がいいようです。
4.かゆみに対する対策を考えましょう。
5.食事は規則的に、バランスよく。
6.ダニ対策をしましょう。
7.洗濯の仕方を工夫しましょう。
8.ストレスを解消する工夫をしましょう。
9.マスコミや噂に惑わされないように。 特殊な治療法は効く人もあるかも知れないが、悪化する事も多いと考えた方がよいでしょう。
必ず医師と相談してから行いましょう。漢方薬をはじめ、いろいろの健康食品などの効果や副作用は、個人差が大きいので充分気をつけて使用しましょう。
10.血液検査で原因はみつかりません。 血液検査では抗体価がわかるだけです。あくまでも参考にしかなりません。
11.合併症に気をつけましょう。 アトピー性皮膚炎の方は白内障、緑内障、網膜剥離などの目の合併症に気をつける必要があります。
また、細菌やウイルスの感染を受けやすく、特に、単純疱疹ウイルスによる、カポジ水痘様発疹症は発病の初期に正しい診断と適切な治療を行わないと、
生命の危機にかかわるほど重要な病気です。また伝染性膿痂疹や伝染性軟属腫なども合併しやすい疾患です。
12.自律神経失調症を改善する工夫
アトピー性皮膚炎の方の多くは、自律神経失調症をともなっています。
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