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泉谷研修会


前身は1995年まで、Dental Integrated Programs(咬合を中心にして、各科の融合をはかったプログラム)を中心にベーシックコース・アドバンスコース(各1年)を開催していた卒後研修会ですが、現在は咬合と全身という立場からPOA(生理的咬合調整)コースを定期的に開催しています。

「生理的咬合調整 POA」を活用した全身的咬合再構成の効果は素晴らしいものがあり、顎関節症といわれる症状の多くは、全身的咬合再構成術式の一部を活用する事で、ほとんどその場で解決されるようで、患者さんも不思議そうな顔をされて帰られます。 
恐らく、数年間悩んできた顎関節症のほとんどはその場で解決されるでしょう。 

通常は診査・診断を行い、治療計画を立て治療に入り、最終目標は歯と咀嚼筋、顎関節の調和を図るわけですが、従来の治療法で目的を達成できる症例と、顎関頭の動きは改善されるもの顎関節音の消失しない症例や不定愁訴があまり改善されない症例が現実にあります。 

次に、頚椎に目をやり頭頸部を考慮した治療(重心軸の調整等々)を行うと、今まで以上に画期的に治療効果が上がります。ヒトの身体は上部と下部がつながった状態でバランスをとっていますが、上部のバランスが崩れ、頚椎サブラクゼーションの代償補整をとるために骨格全体のサブラクゼーションとなり、さまざまな症状を生む原因となります。上位頚椎を正しい位置にアジャストすることにより神経圧迫が取除かれ、ドミノ現象的に全体の歪みを正常な状態にもっていくという考えの中で、骨盤や仙骨調整などは殆ど必要がありません。更にPOA(生理的咬合調整)を併用する事で改善されなかった症状が改善されます。 
  
従来の治療法にPOAの各施術法を使用する事によって、今まで得られなかった治療効果が得られます。特に咬合調整では、患者さんがここを調整して欲しいと訴えて来ます。それに耳を傾け、その部位を調整するだけなので難しい調整法などは必要ないです。その咬合調整も日常ルーチンに行う方法ではなく、舐める程度の調整で終わります。 
その術式を、有志の方々と研鑽していく会であります。


2009年度 咬合セミナー6日間コース   

咬合治療は頭蓋骨に対して下顎骨体を最適な位置へ誘導する事により、上下歯牙・咀嚼筋・顎関節の調和を図り、惹いては頭蓋骨と歯椎とのバランスを整え、更には歯科由来の不定愁訴の寛解或いは消失ではないでしょうか。

快適で長期に渡って安定した咬合治療とは上下歯牙の関係だけではなく、筋肉・顎関節の三者が不調和な関係では達成できないということです。
例えば、臼歯離開のために「犬歯誘導を付与する」だけではありません。その犬歯の誘導角度によっては問題を惹き起こすこともあります。誘導角度が強すぎると側頭筋の過緊張が起こり、筋痛を起こし、それが頭痛となる場合があります。

下顎運動理論が機械的咬合から生理的咬合への変遷、顎口腔の生理学的機能を中心にその臨床体系が組み立てられているニューロマスキュラー(神経筋)コンセプトに基づいた咬合治療の実際を紹介します。


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